10月25日(月) 午後  P20
 アンティーブ(昼食)→プロムナード・デ・パイ ロン(ニース市内の川を暗渠化してつくった公園)

 アンティーブ
 カンヌの東側に位置する小さな街アンティーブは、中世の城壁に囲まれたシックな街並みを残すリゾートとして知られ、かつてピカソが憧れた静かな保養地でもある。


写真1 アンティーブの案内板

1 城壁に囲まれた街
 17世紀のフランスを代表する土木技術者ヴォーバン(Marquis de Vauban)によって造られたこの街は、自然の猛威を防ぐためではなく、外敵から都市を守るための高い城壁によって取り囲まれている。


写真2 旧市街を取り囲む城壁

2 城壁上のプロムナード
 城壁の上は一部プロムナード化されており、高い視点から街並みやヨットハーバーを見下ろせ、違った街の表情を楽しむことが出来る。
 

写真3 城壁上のプロムナード


写真4 城壁上から見たヨットハーバー

 都市にはこうした視点場が必要である。

3 ピカソ美術館
 現在ピカソ美術館として利用されているグリマルディ城は12世紀に建てられたもので、1946年にピカソが滞在し制作活動を行ったアトリエでもある。あいにくこの日は休館日ということで作品を見ることは出来なかったが、ピカソの愛した地中海の素晴らしい眺望を堪能することが出来た。


写真5 ピカソ美術館
トップページへ 次のページへ 前のページへ
目次のページへ