ANCIENT MEMORY[S]制作秘話……ってほど大したものか?(いや、そうではあるまい)

この作品の出来るまで
……この作品は、現在の私なら絶対に行わない、ひどい作り方をしてます。
間違っても参考にしようとはしないでください。

1・勢い任せのツクール

ツクール3を購入。PS初のツクール♪ 早速作ろう♪(注:早すぎ!)
とりあえず、ファンタジーだろう。
フィールドマップは……壮大な冒険用に大きめだ!
とりあえず、街や洞窟を配置して格好良く!(注:普通はしません!)
魔法を作成・アイテムを作成・主人公を作成♪
ともかくマップを作ろう! 街をつくろう!


ステップ2・ゲームのバランスを決める

最近、ぬるいRPGが多いよなぁ。ボタン連打で勝てるし。
ザコ戦でも気を抜くと全滅するくらいのスリルが欲しいな。けど、敵が出過ぎるとむかつくな。
というわけで、敵のエンカウント率は最低に。敵は攻撃力を高めに設定する。
ツクールでは二刀流が非常に有効だが、(FFIIIも強いよねぇ)盾を装備する必要性を高める事も出来るはず。
敵のHPは4桁までなので、敵のHPは低めを保ち、敵の防御力を高める路線で行くことにする。
通常時のみ有効な回復手段として、安価だが回復量も極小な食べ物を作ることにした。



ステップ3・勢いでGo♪

物語を考えよう。……主人公をどうしよう、グラフィック格好良いから、騎士だな。
設定は……思いつかない……いいや、記憶喪失だ。ウハハハハ。
ヒロインの家で目覚める、ウム、妥当。
お使いイベントで繋いでいくうちに、目的も思いつくだろう(おいおい)
自由度を高めたいから、船である程度自由に移動できるようにしよう。
そんなこんなでイベントを繋いでいく。
何となく、繋げそうなイベントを思いつき、最初のイベントメッセージを変更し、
物語の辻褄を合わせることにする。その過程でとりあえず過去イベントを作るが、
そのイベントが物語にどう絡むのかは、作ってる本人にも分からず。良い根性だ。
やっぱり何となく繋げそうなイベントを思いつき、最初の方のメッセージをいじる。
設定もガラガラガラガラ変わっていき、ダンジョンが増えたり減ったりするたびに、
場所移動がずれることを発見。最初に色々街を配置したことを深く後悔する(笑)
そんな感じで、気付いたら容量を使い切ってた。シナリオ引継だ。

データ引継がよく分かっておらず、うっかり13ブロックシナリオデータに、
1ブロックシナリオデータを上書き。刻の涙を見る。

なんだかんだで、半年後くらいに復旧(笑)シナリオ後半を作り始める。
この頃には、さすがに、ある程度作り慣れてます。何の問題もなくイベントを組んでいく。
マップに配置できる街・洞窟数を使い切っていたため、シナリオ1で使ったダンジョンを、
いくつか削除することにする。その分で新たな街とダンジョンを作る。
……というか、もぅシナリオ2はラストダンジョンとサブイベントだけ。
ラスボスなどをいじり、エンディング。やれやれだぜ。



常識をぶっ飛ばせ!

容量が余っていたため、カジノを作ることにした。
スロットマシーンを作成。ちゃんと3桁表示されるようにしてみた。
ルーレットは面倒なので黒と赤、スライムレースも三択分岐しかないので3匹のみ。
それでも容量が余ってる。ならば鍛冶屋だ、隠しダンジョンだ!

隠しダンジョンは面倒な事もあり(笑)、同じマップをひたすら使い回す。
救済処置として、金を払えば階段の位置が分かるようにした。
隠しボスを倒せばパスワードが分かるようにする。

ここで理性が吹っ飛ぶ。スーパー○ボット大戦の影響で、隠しボスに伝説巨神ならぬ、
伝説魔神を出す。名前はイ・ディオ。武器はイディオンソードとイディオンガン。
暴走は止まらない。心にて悪しき空間を斬る! 名付けて、斬空剣!
隠し職業にガンバスターV追加。Sイナズマキック!(字数制限のため)
そう言えば、キングオブハードの格闘家とかいうのも出てきたなぁ(笑)
本棚に色々と「いじって」入れてみる。気付く人は気付く。気付く。やばい。
街の名前もキャラの名前もとあるものよりもじった。バレバレ。

隠しボスすら倒す人がいるかもしれないので、更に強い敵を設定するだけ設定。
ただ、遭遇する確率はかなり低いので、普通はその存在すら気付かない……ハズだった。
まさか、隠しボスより先に、こっちを倒されるとは……(^^;)
世界の広さを感じましたよ、本当に。



そして完成へ

ここでオープニングイベントを思いつき、突如追加。エンディングのメッセージも変更する。
その後、オープニングメッセージに伴い、タイトルも変更する。
MEMORYの複数形って何だっけ? というわけで[ ]でくくって誤魔化すことに(おいおい)
こうして、多大なバグを残しつつも(笑)完成したわけです。
誤字には必要以上に気を配ったものの、二ヶ所くらいあったような……。
文字盤入力故のミスである事を強調しておきます(笑)


この作品を終了し、その後のツクールライフ

その後は、スイッチもしっかりメモ帳にメモして管理し、
フィールドも極力小さめに、戦闘もやや甘く設定するようになったとさ。
(けど、メモリーイーターなのは変わらない……)

ここで一句

バグの山 気付くとすでに 手遅れだ

多くの方に共通するようです(笑)