今回ご紹介するのは、ピンホールカメラ。デジタル化が進む昨今レンズどころかシャッターのボタンすら見当たらず中央に小さな穴が空いているだけの、全ての機能性に欠ける超アナログカメラですが、機能が欠けている分、無ければ無いなりの「撮る過程」が
楽しかったりします。
今回使用したのは赤い箱がイカシタPolaroid「ピンホールフォトキット」ピンホール撮影で必要なキットが一式セットになった物で、買ってすぐに撮影できます。

このカメラは写真を撮るというよりは、その時その場所を映し出す作業と言っても良いくらいにアナログです。そんなアナログカメラで映し出された写真は、ボケたりブレたり暗かったりと、今を撮っているのに、なぜかセツなくて懐かしいノスタルジックな1枚に仕上がります。


The pin hole camera is enjoy.
おかしく撮れてもそれはそれで良し
初めてのピンホール「?」
みんな大好きな写真。周りを見渡すと、それぞれ色んなカメラを持っていたりする。高性能な一眼レフもデジカメも普通に浸透してきたね〜。我らライコレブラザ〜ズも写真が大好きなわけですが、今号を作るにあたって、「なにか工作っぽいことをして遊んでみよう」となり、「なら写真がいいんじゃない?どうせならちょっと変わった写真がいいよね。んじゃピンホールカメラなんてどう?」と、話はとんとん拍子で決まりました。
感想から述べると「!」の一言(わかりづらいですかね)。
実際に触れば、そのあまりにも原始的な造りに時差ボケならぬ時代ボケをしてしまいそう。(おそらく)カメラが発明されたばかりの時代の気分を、現代においてそこそこ味わえると思われます。
も〜撮れただけで拍手喝采(笑)。でもこれがなかなか難しい〜。上手くいけば普通のフィルムカメラじゃ絶対に撮れない個性的で美しい写真になるんだけど、失敗するとかなりの謎写真。気を抜くと大きくブレるので、こればかりは運にも左右される。でも失敗作は失敗作で独特の質感があって、妙に絵になるから不思議。
それだけにばっちり撮れた時の感動は大きいのです。




ピンホールの楽しみ
このポラロイド社製のピンホールカメラには、4つの楽しみがあります。
まず1つめは作る楽しみです。そう、このカメラは自分で組み立てるのです!まるで、学研の付録または、ガンプラを作る気分♪久しぶりに工作すると童心に戻れます。2つめは、もっちろん撮る楽しみです。ファインダーが無い(笑)ので、アバウトに構図を決めます。そして、シャッターを切りますが、シャッターはなんとテープ!テープをめくって、閉じる。これが、シャッター、う〜んアナログ(笑)。
3つめは、待つ楽しみです。ポラロイドなので、その場で現像できます!その時の気温によって、現像時間が違います。60秒〜90秒、現像できるまで待ちます。この待ち時間がたまりませ〜ん。
4つめは、なんといっても予測できない楽しさです。こ〜んなアナログカメラだから、こちらの予想をはるかに超えた、嬉しい写真に仕上がってくれます!実際、カメラを組み立ててる時は大丈夫かな〜って感じだったけど、いざ撮ってみると赤いボディカラーがめちゃ頼もしく見えますよ。




日本ポラロイド株式会社

Polaroid製ピンホールキット
Polaroid製ピンホールキット80新製品(04,6月現在)

アーティスト/V.A
タイトル/
Spirit of Brazil: Acoustic and...
二枚組。一枚目は通常の曲モノが中心で、サンバ、ボサノバなどのスタンダードナンバーがたくさん。二枚目はクラブ的ノンストップ。JAZZANOVAも参加。季節感がなくなるほどに、気持ちのいいリズムに骨の髄までどっぷりつかりたい。
南米は最高だ〜。
アーティスト/Teenage Symphonies to God
タイトル/
VELVET CRASH
タイトル通り、10代に捧げられた気持ちの良いパワーポップ・アルバム。過ぎ去った思春期の思いがフッと蘇るような、どこかノスタルジックなサウンド♪大人になった今、コーヒーの染みのように、な〜んか心に染み込みます。
アーティスト/クラウドベリー・ジャム
タイトル/
CLOUDBERRY JAM
まるで午後の日差しのような暖かいポップ感。落ち着きはらったクール&スタイリッシュなサウンド。そして、ときおり魅せる爽快なスピード感!この緩急つけた展開で極上のスウェデッシュ・ポップ・ロックに仕上がってます!
アーティスト/玲葉奈
タイトル/Niji

ポカリスエットCMソング「travellin man」とかハッピーエンドの名曲「風をあつめて」をカバーしてます。聴いているだけで肩の力が抜ける感じが好きです。 僕的にお風呂で聴いてみたいです。
BOOK
マスターキートン
勝鹿北星氏・作 浦沢直樹氏・画
登場する人物たちの心暖まるストーリーが胸にグッときます。さらに、古代遺跡にまつわる、ロマン溢れるストーリーを見事にリンクさせる名作。もっと早くこの漫画に出会っていたら、もっと世界史に興味が持てたのにな〜。
聖闘士星矢
車田正美・作
ジャンプ黄金期の漫画は皆おもしろい。ハーデス編から人気がなくなった感があるが、そりゃそうだよ、今読みかえすと。ストーリーが複雑さを極めて少年達には難解だYO。はっきりいってこれは大人の為の漫画です!車田ロマン。ロードオブザリングもびっくり。
山田太郎ものがたり
森永 あい ・作
山田太郎、高一。成績優秀、眉目秀麗、スポーツ万能。
そんな彼の唯一の欠点は超ビンボー。
幼い兄弟多数!そして浪費家の母に放浪癖のある父親。
そんな山田太郎の奔走劇です。
ZETMAN
桂正和 ・作
『電影少女』『アイズ』で知られている桂正和さんの作です。世界観、キャラ設定、画力、ストーリは実にリアルで、読んでいくウチに映画でもみているような迫力に覆われます。名作の匂いが漂う作品です。

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