自分の中ではちょっと気晴らしに長女、次女、愛犬チロの2人と1頭を連れて、仙台あたりの遊園地へ行って、ついでにせっかく冬用のダウンシュラフを?万円もだして購入したのだから使ってみようと、とりあえずPキャンプも予定して出かけたつもりだった。写真マニアの女房は2月に長男を出産したため実家へ帰っていて不参加である。よって今回はカメラを忘れたため記念写真は無し。
2月28日(土)
【行程】
高速道路:山形道・関沢i.c(自宅10:00発)→東北道→磐越道・新潟中央i.c
一般道路:新潟市(マリンピア日本海15:30着)→道の駅新潟ふるさと村(22:00着)
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仙台方面へ向かう高速道路の入り口近くになって、急に長女が新潟のマリンピア日本海に行きたいと言い出した。マリンピア日本海という水族館には、たしか一昨年の冬休みに行ったことがある。ちょうどその日は正月休みに入ったばかりで水族館は閉館していたため、妙に心に残っており行ってみるのも悪くなかろうと目的地を急遽変更した。しかし、こっちはマリンピアへ行くには逆方向である。そのせいか、普段なら山形→南陽→小国→新潟という一般道コースで3時間強の道のりのはずが、高速道路のコースを辿ってしまったために2倍の距離と1.5倍強の多大な時間を使ってしまった。それでも新潟中央ICで道程をたずねたところ、実にわかりやすく書かれたパンフをくれたのでそこから先は迷うことなく行くことができた。
さすがにマリンピアは有名どころだけあって、期待を裏切ること無く大規模な設備の水族館だった。最初のうちは子供たちも物珍しさのあまりか、あっちへ行ったりこっちへ来たりとせわしない。追いかけるのに一苦労だったのだが、親父の威厳を発しとりあえず順路通りに見学ということで納得させる。くわえて当日最後のイルカショウも見ることができたので良しとしよう。
水族館見物も終わり、18時ごろから夕食のドライブインを探しつつPキャンプをするための「道の駅」を求めてシーサイドラインや国道116号を柏崎方面へ向かって走り出す。ところが「道の駅」は2つばかり見つけることができたのだが、肝心の食堂は行けども行けども見つからず、とうとう柏崎の近くまで来てしまう。下の子供は空腹のためか機嫌が悪くなってきたし、上の子どもは不安になったのか静まり返っているし、このままではいかんと新潟市方面へ戻ることにした。21時ごろ市内へたどり着きやっと夕飯にありつくことができる。そしてPキャンプ地も無事に見つけることができた。道の駅”新潟ふるさと村”というところである。何のための3時間だったのか腹立たしい思いと、国道8号を使ったらこうはならなかったという後悔の念が残った。道の駅は広大な敷地で駐車場は閑散としており、他のキャンパーも見当たらず寂しい感じだ。近くの大通りの車の雑音だけが大きく聞こえていた。
3月1日(日)
【行程】
一般道路:新潟市(道の駅新潟ふるさと村7:00発)→猪苗代町→本宮町→米沢市→山形市(自宅17:00着)
本日の天気はあまり良くない。薄暗く小雨がふっている。子供たちにシュラフの感想を聞いたところ、さすがにダウンシュラフは伊達ではなかった。まったく寒くなかったらしい。まあ、3月に入ったわけだし、フレンディのテントも使用しなかったのだから納得か。天気も悪いし、このまま最短コースで帰ろうかと走り出したが、途中、弁当を買ったり、海辺で遊んだり、猪苗代湖へ寄ったりして、結局、来たときと同じような下道コースを使ってしまい、山形へ到着したのは夕方になってしまった。結論として今回の旅の印象は全体的に薄い。目的地をきまぐれで決めたこと、何度も行ったことがあるコースということが原因と思うが次回に期待しよう。
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