0月21日(土)    (バルセロナ) P3

写真3 空港ターミナル内のレストラン

 天井の仕上げから、レストランのゲートや椅子、灰皿やゴミ箱に至るまで、アルミを基調としたデザインで統一されているのが分かる(写真2、3)。
 また、昨年のシャルルドゴール空港でも説明をいただいたが、ヨーロッパでは公共施設の照明が間接照明中心であることを改めて確認することができた(写真2〜4)。


写真4 空港内の連絡通路
(天井や壁面の仕上げに注目)

 乗継便のLH-4290は定刻どおりフランクフルト空港を離陸、バルセロナを目指した(去年とは大違い)。機材はANAと同じA321-100で外観は何の変哲もないが、機内はシートやフロアの色合いが明るいだけでなく、シート厚が薄く足元がゆったりしていることや、リクライニングだけで余計な装備(手元灯やオーディオ等)が一切ないことなど、ドイツの合理主義が感じられて興味深かった(ちなみにシートはRECARO製だった。)。
 これはおまけだが、好天に恵まれて機内からヨーロッパアルプスの大パノラマを見ることができたのは、大感動だった(写真5)。


写真5 機内から見えたアルプス(三森さん撮影)

 約2時間のフライトを経て午後5時43分バルセロナ空港に着陸したのだが、飛行中の快晴の天候はどんどん悪くなり、バルセロナは雨降りだった。
 ここでも、去年のパリでの堀先生のご説明を思い出したのだが、空港ターミナル内の照明の暗さ(これが適当なのか?)に注意していただきたい(写真6)。


写真6 バルセロナ空港内の連絡通路とサイン
     (照明の暗さに注目)

 空港での両替の後、専用バスでホテルに到着。ちょうどFCバルセロナとレアルマドリードの因縁の対決があるということで、バルセロナ市内(特にホテルのあるランブラス通り付近)は、興奮状態だった(試合の結果は、地元FCバルセロナの勝ちということを翌日ホテルのテレビで知った。)。
 現地の係員からは、とにかく口を酸っぱくして治安の悪さについての注意があった。これが現実となるかどうかは、参加者のレポートでご覧いただくとして、休憩後、多くのメンバーが早速バルに繰り出して夜のバルセロナを楽しんだことからみれば、少なくとも「街を楽しむ」という精神だけは各メンバーに間違いなく浸透していたと言えるだろう。             (加藤 祐悦)
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