10月27日(金) (セゴビア) | P18 |
|
(希望者)マドリッド・ホテル(7:00)[バス]→セゴビア[バス]→マドリッド・ホテル(19:50) 1 セゴビアの概要 セゴビアは、前80年にローマによって征服後再建、整備された街。マドリッドから北西へ、山あいの高速道路を定期バスで約2時間弱の距離にある。小高い丘の上に古城と大聖堂が建ち、周囲が城壁で囲まれた、海抜1千mの高原の町。青森あたりの緯度に相当する。16世紀にスペイン最後のゴシック建築様式で築かれたカテドラル、そして、白雪姫のお城のモデルとなったアルカサル。これらのモニュメントを含む旧市街全体がユネスコより世界人類遺産としての指定を受けている。これはスペイン全国で計8つある世界人類遺産指定の街の中の一つにあたる。 セゴビアの顔といえば、ローマ帝国が残した巨大な水道橋。128個の2層アーチからなり、最も高いところで28メートル、全長813mに及ぶ。花崗岩の切石を積み重ねただけの橋にも関わらず、17km離れた川から水を引き、紀元1世紀後半頃からつい100年ほど前まで、そのまま使われていたというから驚くべき頑丈さである。 図1 セゴビアの市街地図 写真1 セゴビアの街並み |
|
2 地下駐車場 写真2 地下駐車場 街への導入部に地下駐車場を用意して、景観に配慮するとともに歩行空間の確保を図っている。歩く途中も古い教会等を見ながら歩くことができるため、街歩きが楽しい。 3 歩行者に配慮した道路 写真3 道路 ゆっくり歩くために、歩行者を優先する広い空間が用意されている。 4 街の見せ方 写真4 街並み 都市軸を形成。水道橋の存在を街に入ったとたんに感じてしまう。そして、歩いていく間に、その存在感が増大し、興味が増幅していく。 |
トップページへ | 次のページへ | 前のページへ |
目次のページへ |