参 加 し て の 感 想 | P46 | ||
◇今日はバルセロナ旧市街のゴシック地区を歩いて視察。ホテルを出て細い路地に入ると、後ろから車が入って来た。しんがりの私は、車への注意と道を空けるようにとの意図から、「車が来たぞ」と声をかけた。そこで堀先生、「道路は本来人間のためのもの。気にしないでゆっくり歩きなさい。車は人が道を譲ったら通る。車も決してクラクションを鳴らさない。歩道と車道を分ける白線もない。」ウ〜ン、これが「人間本位の街」と知らされた。 (片桐 幸市) |
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◇バルセロナのモンジュイックの丘で開かれていたカーニバルでは大人が一生懸命に子供の相手をして楽しませていました。 一緒に水に潜ったり、踊ったり。相手を喜ばせ、自分も楽しむことから人づくりや街づくりが出発するのだなと感じてきました。 何が一番大切なのか、実現させるにはどうすればいいのか。基本的なことをもう一度考え直しましょう。 「世の中に たえて景観のなかりせば 人の心はのどけからまし」 (会田 秀一) |
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編 集 後 記 | |||
今回の報告書は見やすさを考えながら編集しました。参加者の方からは早々に原稿をいただき、紙面からも景観へ対する情熱が伝わってきました。 長期にわたる研修に快く参加させていただいた、職場、家庭、学校のみなさんに、この場を借りて感謝申し上げます。 最後は、恒例により「景観の達人になる方法」を。 1 自覚的に見る。 (漫然と見ない。) 2 評価する。 (良いとか悪いとか判断する。) 3 要因を考える。 (どうしていいのか、何がいいのか、悪いのかの原因を考える。) 4 操作を考える。 (自分で作る場合どうするか。こうすると良くなる、こうできる。) さらに大事なのは議論すること。 (会田 秀一) |
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