公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟 加盟



山形県ペタンク連盟







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公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟  2021年改正ペタンク競技規則新旧対照表



新 規則 の 適用 を 20 21 年 10 月 1日


          
 1、リーグ戦形式
 @、参加競技者(チーム)が互いにすべての参加競技者(チーム)と対戦する方法。
  
 A、1競技者(チーム)の試合数=全競技者(チーム)数−1
  
 B、総試合数=n(n−1)
              2    (n:参加競技者(チーム)数)
 C、順位の決め方
    ア、勝敗による順位
    イ、勝率で決める。 
    ウ、勝率=勝った試合数 ×100

 ◎一例 2ブロックに分けた場合(12チーム参加)
                    試合数 各ブロック5試合
   Aブロック              Bブロック
   

 2、プゥル方式 (poules)
 4チームでのプゥルや3チームのプゥルでは、2チームがトーナメントに進出します。
 つまり、2勝したらトーナメントに進出し、対戦相手をくじ引きし、決まった対戦相手が競技できる状態ならばすぐ次のコートに行きます。
 偶然にくじ引きの結果で、トーナメントでの対戦はありますが、この欄は、トーナメントに出場する権利を得たチームとして記入されるだけです。
 2回戦では、1回戦の勝者同士。敗者同士が対戦します。
 3回戦めは、1勝1敗同士が対戦をします。
 勝てば2勝1敗となり、トーナメントの出場権が得られます。
 出場権を得たらすぐ抽選をして、決勝トーナメントに入ります。
 とにかく、プールで2勝すればよいことになります。 日本のように総当たりの3回戦はやりません。  
 得失点もありません。フランスらしく大変明解な方法です。
   

 3、トーナメント形式
  @、第1回戦の勝者が第2回戦へ進み、第2回戦の勝者が第3回戦へ進むと いう方法、つまり勝ち抜き戦で優勝者(チーム)を決める方法。
   
 A、総試合数=全参加主(チーム)数−1
 
 B、順位の決め方
          決勝戦での勝者が優勝者(チーム)となり、敗者が準優勝者(チーム)となる。
           準決勝での敗者同士によって3位決定戦を行う場合もある。  
          それ以下は順位を決めないのが普通です。
 
 C、トーナメントの組み合わせ
  1)、参加者(チーム)数が2の累乗(4・8・16・32・・・)  のときは右左2等分でよい。
                      <例  8チームの場合>
             



  2)、 参加者(チーム)数が2の累乗でないときは第1回戦で不戦勝者(チーム)をつくる。
              参加者(チーム)数にもっとも近い上位の2の累乗数から参加者(チーム)数を引いた数が第1回
           戦の不戦勝者(チーム)となる。

 *、トーナメント形式の応用
 @、シード法
  強い選手(チーム)同士が第1回戦で対戦して敗退するのをさけるように組み合わせる方法。
   それぞれの選手(チーム)の実力や過去の対戦成績をもとにして、強い選手(チーム)をできるだけ最終に近いところで対戦するように工夫する。
      <例 12チームの場合>
 

 A、敗者復活戦 
  第1回戦の敗者が、勝者とは別のトーナメント形式でもう1試合をし、その勝者が正規のトーナメント戦の第2回戦での敗者と試合をするというように、正規のトーナメント戦での敗者が復活戦に加わっていき、最後に両者の勝者同士が決勝戦を行なうという方法。
  この方法ですと、1回負けても優勝するチャンスがあります。
           
                   優勝=6 第2位=5 第3位=2

 *カドラージュの方法 (cadrage)の考え方
 ◎カドラージュとは、チーム数調整の対戦です。
 開催当日の締切りで8チームによるトーナメント大会を予定しましたが、12チームの参加があったため、競技の進行に理想のチーム数8チームにするためのカドラージュを行います。 
       12−8=4  4×2=8 
 つまり、12チームの中から8チームをくじで選んで1回戦余分に対戦させることになります。 
 日本で一般的に作られるシード組み込みのトーナメント表(4チームがシードされた表)と同じことです。
 ペタンクでは、8チームにするために調整戦を実施します。 
 カドラージュの対戦までを11点で実施してもよい。 
 抽選でシードされた状態のチームも対戦相手が決まっておれば並行して競技は実施されます。
 決してカドラージュの終わりを待つことはありません。
              

 4、複合的な形式
 @、トーナメント・リーグ戦
  参加者(チーム)が多い場合、まずトーナメント形式で行ない、ベスト4かベスト6あるいはベスト8が決まった時点でリーグ戦形式に切り替えて試合を行なう方法。

 A、リーグ・トーナメント戦
  参加者(チーム)が多い場合、まず参加者(チーム)をいくつかのグループに分け、各グループでリーグ戦形式の試合を行なう。  
  そのあと、各グループの1位の者(チーム)同士でトーナメント形式の試合を行ない優勝者(チーム)を決める方法。

 ペタンク大会等では、よくリーグ・トーナメント形式で試合が行なわれます。
  予選として11点、決勝戦の時13点の得点で行なうときが多いようです。
 注)、大会運営上いろんなスポーツ等では時間制限がある場合もありますが、ペタンクの場合はできるだけ時間制限はさけて下さい。
    1試合あたりの時間数も、初心者の場合は13点で20ー60分ぐらい。
   国際大会等では13点で3時間から5時間ぐらいとレベルによってあてにはなりません。

 リーグ・トーナメント形式の応用
 ◎ 一例 2ブロックに分けた場合(12チーム参加)
  * シード法   
  強い選手(チーム)同士が第1回戦で対戦して敗退するのをさけるように組み合わせる方法。  
  それぞれの選手(チーム)の実力や過去の対戦成績をもとにして、強い選手(チーム)をできるだけ最終に近いところで対戦するように工夫する。
   
          


注意:大会前日以前に締め切った場合は、シード法で組合せを組む。

 
 ☆公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟の時間制限制の大会運営について
@ 1時間15分+2メーヌ方式
 世界選手権大会で採用されている方式で、1時間15分経過時に笛が鳴り、続行中のメーヌ+2メーヌで終了となる。     
  @’ 日本で実施する場合は、時間を50分にする等短縮してもよい。

A ○○分+1メーヌ方式
 時間は50又は1時間とすることが多く、時間経過後は続行中のメーヌ+1メーヌで終了となる。

B ○○分終了方式
 時間は50分又は1時間とすることが多く、時間経過後は続行中のメーヌで終了となる。
 * 終了時間が近づいてくると勝っているチームが作戦や投球に時間をかけ、負けているチームが逆転する意欲を失ってしまう等のデメリットがある。

C 試合毎に終了時間を設定した方式
 例えば、第1試合開始時刻を9:00とした場合終了時刻を10:00、第2試合の終了時刻を11:00、第3試合の終了時刻を12:00と設定しておく。(1試合1時間) 第2試合以降は早く試合を開始してもよい。
 * 時間制限の場合は、同点で終了することがあるため、その取扱いを決めておく必要がある。

 ★ 公益社団法人日本ペタンク・ブール連盟の時間制限に関する規則の適用
@ 区画されたコートで行い、全てのラインが無効ラインとなる。

A 投げたジャック(ビュット)はコートラインから50cm以上離れていること。

B チームが不在の場合、試合かいしから5分経過後に、相手チームに1点与えられる。

C メーヌの開始((ジャック(ビュット)が投げられたとき))について、特別な措置を採用することができる。
 特別な措置は
 ・前のメーヌの得点を数え終わったとき
 ・前のメーヌの最後の投球が行われたとき 等

D その他
 世界選手権大会では、+○メーヌのメーヌでは、ジャック(ビュット)をティールすることが禁止されている

 ※山形県ペタンク連盟として、時間制限制の対応
   極力時間制限制の大会は避けたいが、第7条のビュットの投球時間1分以内および第21条のボールの投球時間1分以内のルール
  があるのでチーム戦で1メーヌはボールが12個あるので計測時間を取らない場合でも最低13分かかることになります。 
   開催する場合は、最低でも3メーヌを終えるような配分になるように検討したいので39分+計測時間+次のメーヌ開始時間を考慮
  して45分+続行中のメーヌ+1メーヌで終了とする。
   メーヌ終了時に同点になる場合があるので対応策等も必要になります。
   リーグ戦については、勝ち点を用いる=勝ち3点・引分1点・負け0点など。
   トーナメント戦は、引分の際はもう1メーヌで勝敗を決める。

      山形県ペタンク連盟が用いる、大会参加上の注意点
 
        * 競技規則の講習会のご案内  競技規則の講習会のご案内


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  参考 「国際ペタンク・プロヴアンサル競技連盟/競技規則」です。
 
 ★   2021年1月1日から適用されるF.I.P.J.Pの執行委員会によって採択されたペタンク公式競技規則です。

  資料はこちらからフランス語表記 競技規則改正箇所 2021年競技規則 FIPJP競技規則