本の紹介(捜索)


紹介ってほどのものではないです(汗)以前私が読んだ時ある本の内容の紹介です。
もう本の名前さえ忘れてしまっているモノが多く、だいたいのストーリーを書いたら
もしかしたら知っている人がいるかもしれないなーなんて・・・
情報求む!!読んだことがあるってだけで結構ですよー。



■竜太と青い薔薇・・・講談社青い鳥文庫/松原秀行 作:韮沢 靖 画
実はこれを初めて読んだのは下記の『ドーム郡ものがたり』と同じ頃。出版社も違うし、挿絵も違ったと思います(これは定かではない)。これもたまたま図書館で見つけたもので、2003年に再販されたらしい。更に続編
『竜太と灰の女王』も見つけ、こちらは2004年4月に初版が出ています。そして驚いたことにこの続きもあるらしい…それはまだ見つけてないけど。図書館にないだけなのか、それとも出していないのか定かではありませんが、機会があったら読んでみたいです。
ただねー、当時読んだ時とびみょーに違うような…かなり前に読んだので記憶違いもあるかもしれないけど、どうやら再販するにあって、書き足したり直したりした箇所があるようです。
でも探していた 懐かしい本に出会えて嬉しい気持ちは変わりません♪

『竜太と青い薔薇』上下…新宿に流れ星が落ちた。それは竜太にしか見えない不思議な星だった。ところが翌日その落ちた場所…新宿御苑が不思議な青い薔薇に覆われる。その薔薇はどんな攻撃も全て青い結晶と変え、中には竜太の両親も閉じ込めらてれた。鍵を握るDr.JOJOに追われ、竜太と幼なじみの麻子は異世界から来た魔法使いと出会う。青い薔薇とDr.JOJOの秘密を知り、新宿を救うため竜太と麻子は異世界サーガの国へと旅立つ!

『竜太と灰の女王』上下…あの大冒険から数カ月、誰かに呼ばれる声に悩まされていた竜太だが、夏休みに新宿に出来た新しいアトラクションへと麻子と向かう。そこで鎌倉から来たハコと出会い、ダンジョンゲームの中で竜のロボットと対峙した時だった。再びサーガの国への扉が開き、竜太たちはかの地へ降り立った。以前の統治者大魔法使いカザールは海を渡り、代わって新たな王、カイと出会う。カイの王国は灰の女王の臣下、赤の騎士によって脅かされていた。赤の騎士を倒し、竜太たちは消息を絶ったカザールを探し、灰の女王の国グンへと船出するのであった。

(07/7/5)


■ドーム郡ものがたり・・・福音館土曜日文庫/芝田勝茂 作:和田慎二 画
森に暮らす少女クミル。彼女は森を愛し、動物の言葉を話すことが出来た。ある時、師の紹介でドーム郡の子供たちの先生をやることに。彼女は子供たちに自然の素晴らしさを教える。ところが1年程たったときに事件が起こる。クミルは子供を川に突き落とした犯人にされ、ドーム郡を追放された。ある重大な使命を果たさない限りドーム郡には戻れない。重大な使命とは人々に争いを招く「フユギモソウ」を倒すことの出来る人物「ヌバヨ」を「コノフの森」から連れ帰ることーしかし誰も「コノフの森」が何処にあるのか知らないし、「ヌバヨ」がどういう人物なのか知らない。クミルは果たしてヌバヨを見つけることが出来るのか?そしてドーム郡を救うことが出来るのだろうか?クミルの長い旅が始まる…

私が中学校の時に読んだ本で、これも長い間探していたのでした。たまたま図書館で検索していて見つけて、再び読むことが出来ました。すっごく嬉しいです。
この話の面白い所は、海外の国の話じゃないのに「訳者」がいること。訳者の名前は当然ありません。しかし前書きに訳者の言葉があり、話の途中の言葉に※印があって言葉の意味が脇に書かれていたりする。なんだか昔に本当にあった話なんじゃないかと思ってしまいます。
何より漫画家の和田慎二さんが挿絵なんですよ!和田慎二ファンは見てみたいと思いませんか?
1981年10月30日に初版が出ています。私が中学校の時にこの本のシリーズが3、4種類図書館に入って、それを全て読んでいます。当時、私は図書館にあるだいたいのファンタジーは読んでいましたので、出来れば他の本も読んでみたい…「黒森へ」とかね。多分絶版になっていると思いますが、こうやって図書館に残っているものもあるので、もう少し探してみたいと思います(06.3.7)


 
■ミュータント・メッセージ・・・角川文庫/マルロ・モーガン
文明大国アメリカから 一人の女性がオーストラリアのアボリジニ達と聖地に向かう旅をする。女性とは著者であるマルロ・モーガン。<真実の人>族の族長<王者の黒鳥>との特別の約束を果たすためにミュータントの世界アメリカからオーストラリアへやってきた。それは産まれる前からの遠い約束…自然の神秘と不思議に触れる話です。便利な自分達の生活が、中身のない無意味な物に感じられてしまう。私たちは物(物質)に恵まれていますが、本当に幸せなんでしょうか?ちょっと考えてしまいます。

この本はお気に入りな本だったのですが、友人に貸したまま返って来なくなった1冊です。辞めちゃった職場の友人だから、多分戻ってこないだろーな。機会があったらまた読んでみたいです。今は『パパラギ』に挑戦中です。(05.6.28)

■君は僕をスキになる・・・この時期になると読みたくなる本です。
これは映画でして、加藤さん(フルネーム忘れちゃった)、大江千里さん、山田邦子さん、斉藤由貴さんのキャストのクリスマスラブストーリーです。(敬称略)大江千里ファンで、山田邦子、斉藤由貴も好きでしたので私にしては珍しく劇場へ観に行ったっけ。そんでストーリーが良かったので本も買ったの。ときどき思い出しては読み返しています。

モテくていつも失恋ばかりの知佳(山田)と眼鏡のパッとしない地味な苫子(斉藤)が出会い、友達になる。そして会社で時期社長と言われモテモテの享輔(加藤)とその友人純平(大江)。すごいモテモテぶりの中、享輔はステディを決めなくてはならなくなる。そこでモテなくて失恋に免疫があると言われる知佳に白羽の矢を立てた。一方、街で苫子と純平はぶつかって、お互いの眼鏡を取り違えてしまう。純平は苫子に一目惚れ、アタックを開始する。そしてたまたま飲み屋で隣り合った席になった享輔と苫子。享輔が催眠術の話題で「犬になる」と言った途端、苫子は犬に。それが切っ掛けで2人はお互いに引かれ合う。まさか知佳の彼氏だとは知らずに・・・

とまあ、だいたいこんなストーリーかな。今時流行の純愛ってゆーのとも違うし、ドロドロとした三角四角関係って話でもないんだけど、クリスマスの話なんでちょっとほのぼの系だと思います。知らない人の方が多いんだろうなぁ、やっぱり。(04.11.29)

■魔女の本・・・いろいろな話が入っていたと記憶しております。その中ですごく印象に残っているのが魔女の親子の話。多分時代背景は魔女狩り。
魔女のお祭りの日、沢山の魔女や魔法使いが山に向かって飛んでいる。その時、村の人間がその中に見知った顔を見つけた。「あれは○○じゃないか!」と声を掛けたら、その魔女は空から落ちて来た。魔女は正体がばれ、名前を呼ばれると魔力を無くす。名前を呼ばれた魔女はその村に住む女性だった。彼女は火あぶりにされる。村には彼女の娘がいたが、やはり娘も不思議な力を持っていた。親戚が引き取っていたが、ある日牛の乳搾りを頼んだら、壁にナイフを突き刺した。するとそこから牛の乳が出て来る。「もっと沢山出してごらん」と言うと「これ以上はやれない」と言う。それでも無理にやらせると、突然血が噴き出した。「雌牛が死んでしまった!」と娘はわっと泣き崩れた。牛小屋に行くと、雌牛が1頭死んでいたという。

こっちは別の話。魔女じゃないけど、山の野草などで病気を治していたおじいさんがいて、ある日怪我をした男の治療をする。男の腕は化膿して膿でパンパンに晴れ上がっていた。おじいさんはそれを焼いたナイフで切り、中の膿と血を取り出し、薬で治療をする。数日したら来るようにと言うが、男は来ない。暫くしてやっと来たが、すでに治療できる状態でなく、傷が腐り、身体へと広がっていた。「あの男は数日で死ぬだろう。そうしたら村の者達がやって来て、わしを殺すだろう。その前にお前は逃げろ」一緒に住んでいた男の子におじいさんは言う。男の子に害が及ばない為だ。おじいさんは村人に連れて行かれてしまう。・・・これも魔女狩りの話なんですけどね。多分昔そういった無実の罪で魔女にされて殺された人たちって沢山いるんでしょうね。(04.10.17)


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