10月27日(水) 午後 (マルセイユ)  P37
5 カヌビエール大通り La Canebiere

 駅から港まで歩くこととした。途中の大通りの広い歩道でコーヒーブレイク。
 歩道が両側が広いのは当たり前だが、ここの場合はカフェのある片側の歩道だけが広く、反対側は狭い。でも、中途半端な物を2つ作るよりも思い切って片側をたっぷり広く作ることで、ゆっくり散歩ができ、カフェでも楽しめる。反対側はただ歩くだけ。平等に両側を広げずにこういうメリハリも大事。

写真10 歩道

 いつも、町が楽しくなりゃいいんじゃないのという発想が大事。他よりも自分の方だけが得をしようというのではだめ。パイを大きくしてみんなで恩恵にあずかるという考えが必要。

図1 歩道幅員

 カフェでは向かい合わせではなく、並んで座って通りを眺めるのがフランス流。このカフェでの休憩はだいぶフランス人らしかったと寺本さんの評価をうける。

写真11 カフェにて

 
6 市内風景

○ Petit Train (小さな汽車)
 ヨーロッパの観光地には必ずあり、座って街を見て楽しめる。運転手さんがいろんな案内・ガイドをしてくれる。
 このプチ・トランのいい点は透過性が高いこと。窓がついていなくオープンで、隔絶された感じが全然ない。
スピードが出ないので非常にゆっくりと周りを見ながら気持ちよく走ることができる。

写真12 プチ・トラン
(マントンにて)

○ 標識と駐車場案内システム
 シンプルな標識と駐車場案内システムで、周囲をじゃましない。

写真13 標識と駐車場案内システム

○ 電話ボックスとバス停
 透過性の高い電話ボックスとバス停。

写真14 電話ボックスとバス停

(記録:会田 秀一)
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