10月27日(金)     (マドリッド)  P20
ホテル(9:00)[地下鉄]→プラド美術館→(自由行動)→レティーロ公園→市内散策→ホテル(19:50)→夕食

1 マドリッドの地下鉄での出来事

写真 1 マドリードの地下鉄

 地下鉄の中で2組の男(イラン人風)が狙いをつけた人を取り囲む。
 一人の男が、わざと足でズボンの裾を汚す。
 謝りながらズボンの裾を払い、注意をそこに向けさせる。
 そのすきに、もう一人の男が胸ポケットから財布を抜き取る。
      ↓
 注意をしていたので未遂に終わる
 上記の出来事は、自分が当事者であった。
‘まさか自分は’という気の緩みが海外研修 では禁物である。
“マドリッドでは地下鉄に乗るな”この言葉を是非マドリッドの都市情報に追加してほしいものである。

2 プラド美術館前の通りで

写真 2 プラド美術館前の通り(中央分離帯)
 
中央分離帯の幅を広くとり、中を緑たっぷりの公園風にすることにより自己完結の世界を作る。
これが、都市の余裕になる。
↑↓対照的に
バルセロナのランブラス通りは、木を植えず見通しを良くしている。あまり発想しない考え方で特異な形式である。
山形にも‘山形ランブラス通り(仮称)’が一つ位あれば、町の楽しさが倍増すると思うのだが。

写真 3 プラド美術館前の通り

 道路から引っ込めて、邪魔にならないよう休憩スペースを作る。これは、ベンチ等の休憩スペースを考える上での、基本中の基本である。


写真 4 プラド美術館前の通り
公共施設との境界に塀や柵を設置しないと道との一体感が出てくる。(日本の場合のように塀や柵を設置すると拒絶の形になってしまい、都市が堅くなる。)プライベートの施設は個人の自由であるが、少なくとも公共の施設はこんな風にしてほしいものである。
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