11月1日(水)  (グラナダ、マラガ)  P35
イ.景観を保ち、かつ整備するとともに、便利さや、使い勝手が十分考慮されている。


写真6 観光施設案内標識

ウ.景観を整える時、個人の役割も重要となる。

写真7 各家々の玄関口

 殆どの住宅でイスラム様式のタイルを装飾として玄関の腰壁に使用している。

写真8 壁面の植栽

 自宅の壁面装飾や草花の植栽等で行き交う人々の目を楽しませようとする配慮が覗える、庶民レベルでの景観整備がある。

 
③ 街並みを楽しくするもの
街で楽しく過ごせる条件として、道路を民間が使用することに寛大な施策があるように感じた。その例として、オープンカフェ・仮店舗・商店の路上オープン陳列・路上駐車等がある。


写真9 ボランティアガイド(マラガ)
 ボランティアガイドにより観光者や高齢者をサポートしていた。

2 コスタ・デル・ソル


写真10 コスタ・デル・ソル
 アンダルシア地方の地中海岸、アルメリアのガタ岬からジブラルタル海峡までの300kmにわたって続く海岸地帯がコスタ・デル・ソル(太陽の海岸)である。
 シエラ・ネバダが北からの寒気を遮るため冬でも温暖な気候で、ヨーロッパ有数のリゾート地として賑わっている。

① 心躍るような景色と白い建物
マラガの南に位置するトレモリノスとマルベーリャはコスタ・デル・ソルを代表するリゾート地で、特にマルベーリャは世界中から富豪達がバカンスや、老後を楽しむ為にやってくる地して、ハワイと並び称されている。
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