腰痛・肩こりが起こる原因とは？

腰痛・肩こりはなぜ起こるのだろうか？
結論から言うと、それは腰のストレッチ不足によるものであると言える。
体（筋肉）は、動かさないと（伸ばさないと）たちまち固まってしまう。
肘や手首、膝、足首は何気ない日常生活において否が応でも動かされ続けいてるが、腰は意識して動かさないと動かない。
特に回転運動と後ろに反らす運動（ストレッチ）は重要である。
この運動をしない限り、腰のかなめである仙骨と第4・第5腰椎、腸骨をつなぐ筋肉は動かない。
そして何十年も経過し、完全に固まってしまう。
固まった筋肉はそれに付随する筋肉を絶えず緊張させ続け、肩こりや膝痛を引き起こす。腰と肩、膝は密接に連結しており、その先の手や足にまで影響を及ぼしている。
逆に、ある一部の筋肉を使いすぎてもいけない。
例えば、長時間の労働で酷使された腰の筋肉は、筋繊維が破壊されより強い筋肉を生成する。
すると周りの筋肉とのバランスが崩れ、腰の筋肉だけが絶えず他より強く局所を引っ張り続け乳酸がたまり続け疲労性腰痛を引き起こす。
筋肉は使ったらその分ストレッチで戻してあげなければならない。

硬くなった筋肉をほぐすのは容易ではない！

左の図は筋肉の全体図である。
非常に複雑なのがお解かりいただけると思う。
とは言っても、これは表面の（一番上の）筋肉であり、深部の筋肉はまだまだ複雑である。
そして、体に異常をもたらすのはその深部の筋肉なのである。
深部の筋肉は骨の内側にあり、マッサージ等では動かすことが出来ない。
そしてよく骨格の矯正とか言うが、そもそも骨は筋肉に支配されているのであり、筋肉そのものを解放してやらないと症状はいっこうに改善されない。
断言するが、腰痛・肩こり・その他一般的な症状を改善するには自身の体重の負荷によるストレッチが一番である。
どこへ行っても良くならないといった方がほとんどだと思いますが、それはそうです、深い筋肉は外部からではなかなか影響されないのです。

ストレッチ施術を受けていただくにおいて、心がけておいていただきたいこと。

一度の施術でほぐせる筋肉の量はわずかでしかありません。
ほぐしきれなかった筋肉がつらさや痛みを継続して引き起こします。
そして、そのつらさや痛みは以前とは違った感覚で微妙に位置を変え、発生します。

仙骨部位の筋肉がほぐれていくと膝や肩がパランスを崩し、一時的に痛みます。
それは、ほぐれてきたことの証明になります。
痛くても構わず動かしてください。
そのうちに痛みが緩和されていきます。

筋肉がほぐれていく感覚とプロセス

施術を受けて何となく良くなった気がする。

翌日、かえって以前よりも硬くなったように感じる。
特に正午位～夕方に辺りが一番そう感じる。

夕方～夜にかけ筋肉がほぐされる感覚がある。

翌日になるとほぐしきれていない筋肉がまた辛さを引き起こしている

ストレッチをおこなう。

これを繰り返していき筋肉をほぐしていくことが大事です。

脚の移動に違和感がある

街でよく脚を上手く動かせず苦労している方を見かけます。
医師の処置が必要といったような特別な疾患がない限り、殆どの場合、仙骨周りの筋肉が硬くなっており、それが原因で股関節の可動範囲が狭まり、脚の回転をうまく行えない状態になっています。
こういった場合、仙骨や股関節・恥骨筋の周辺を少しづつストレッチしていくことで改善していくことができます。

股関節で起こる痛み

股関節は仙骨や腰痛と密接しているため、その周辺の筋肉が硬くなってしまうと、股関節の可動が悪くなると同時に周辺の筋肉も硬くなっていってしまいます。
筋肉は硬くなってしまい、負荷がかかると痛みを引き起こす原因となります。
股関節で起こる痛みは、外科的処置が必要ではない場合、筋肉に問題があると考えられることが多いです。

大腰筋恥骨筋をほぐすストレッチ

恥骨の上部分から大腿骨に付着しているとても短い筋肉を恥骨筋といい、股関節部位が硬くなってしまうと、恥骨筋等の膣周辺の筋肉も一緒に硬くなってしまいます。
柔軟性が無くなってしまった筋肉は、骨盤内や膣部にある月経血を押し出すためのポンプ作動ができず、血の流れや神経を阻害してしまい、生理の痛みを感じない原因の一部となってしまいます。
膣も筋肉の一種ですので、感じるには硬直化した筋肉を柔らかくし、神経を膣内神経(末梢)にまで行き渡らせなければいけません。
神経を行き渡らせることで、血液が流れるようになり、膣が本来の機能を発揮し、感じる体に戻っていくことでしょう。